1人の時間が好きな人の為の1人旅ブログ cafe-travelers

大阪(北摂)と京都のカフェ紹介や旅で訪れたおすすめの観光地や神社、過去に訪れた廃墟等旅の記録も記載しています。基本的に一人で行動しています。趣味の珈琲、ロードバイクやカメラ等『好きなこと』で生きていくをテーマにしたブログです。

『ボヘミアン・ラプソディ』QUEENはもう揃わない、そんな現実に悲しくなる映画

こんにちは、ライスマンです。

 

 

11月24日はフレディ・マーキュリー

の命日ですね。

 

 

そんな日に、大ヒット上映中の

ボヘミアン・ラプソディ

を見てきました!

 

 

私たち世代は邦楽がメインで

GReeeeN キセキ』とか

『サスケ 青いベンチ』が流行でした。

 

 

もちろん、邦楽も聞いていたのですが

私の実家では家の中でも車の中でも

洋楽が流れていました。

 

 

特に『QUEEN』は両親が好きで

良く流れていました。

 

 

ただ、私は好きだったという

よりも流れてるから知っている程度

の知識でした。

 

 

ボヘミアン・ラプソディ』を初めて

聴いたのは多分幼稚園の頃。

意味はわからない。

 

 

ただ、ゲームのマリオがいう

マンマミーヤ

って単語のイメージでした。

 

 

それが、中学生、高校生となる内に

ロックを好きになり、高校で出会った

友人に洋楽が好きなやつがいました。

 

 

洋楽は家で流れてるから多少人より

知ってるものの詳しくはありません。

 

 

話を合わせたい気持ちからか、

理由はもうわかりませんが家に帰り

親の洋楽CDを聞くようになりました。

 

 

そこで

QUEEN

に再び出会うわけです。

 

 

昔から聞いて知っているはずの音

全く新しいものに聞こえました。

 

 

こんな物凄いバンドがあって

なんで今まで凄さに気付かなかった

のだろう、、と

 

 

QUEEN独特の音の世界観

フレディの他に類の無い歌声

 

 

それから今に至るまでQUEEN

飽きることなく聴いています。

 

 

ひたすらQUEENだけを聴くわけで

なく、WALKMANに入っていたり

家で流れたり…

 

 

何気ない生活のなかにQUEENがある。

部屋の音楽にテレビのBGM、成人式の

お祝いの酒はMOET&CHANDONでした。

 

 

飽きて聴かなくなるということが

無いんですよね。ずっと聴いてい

られる。

 

 

そんな日々の中、映画館で

ジュラシックワールド2を見た日

あの映画の広告が流れました。

 

 

お、QUEENの映画じゃん!

見なきゃ!

くらいの感じでした。

 

 

気になる映画の広告くらいのイメージ

で正直、公開日が11月9日は遠くて

あまり意識していませんでした。

 

 

しかし、いざ公開されると

映画はネット上どこを見ても

ほとんどが『感動した!』の声

 

 

これは、もう見に行くしかない!

そう思い立ったのが

フレディの命日でした。

 

 

得意のレイトショーでゆったり見る

つもりが驚いたことにほぼ満席…

何時だと思っているんだ…!?

 

 

偉人(生きていた頃の姿がある人)の

映画を観るときに少し気になるのが

俳優がやっているということ。

 

 

ドキュメント映画でもなければ

実際の人物を使った映画を作るなんて

不可能なのはわかっています。

 

 

しかし、やはり現実のフレディと

俳優の演じるフレディを比べてしまい 

集中できなさそう…

 

 

そう言った不安がありました。

というか、見に来ている人の多くが

同様のことを思っていそうです。

 

 

あくまでもQUEEN

フレディ・マーキュリー

見たいわけですから。

 

 

だからあまり考えないようにしよう。

スクリーンに映るのは本物のフレディ

なんだと、暗示を掛けるつもりでした。

 

 

しかし、映画が始まって何分かすると

違和感無く、俳優の演じるQUEEN

QUEENとして映画を見ていました。

 

 

なんといったって登場人物が現実の

人たちと似すぎている!

 

 

QUEENメンバーからフレディの父母

まで役者さんが似すぎているんですw

 

 

ブライアン・メイなんてあれ

本人でしょ(笑)

 

 

フレディはライブシーンのマイク

スタンドを使ったパフォーマンス等

本当に本人に近かったです。

 

 

役者さんって凄いなって

実感します。

 

 

 

本作はフレディ・マーキュリー

伝記的な作品で、QUEENの結成から

各曲の作成秘話などがメインです。

 

 

もちろん、QUEENが好きな方は

楽しめます。

 

 

楽曲の作成秘話やバンドとして成功

していくQUEENを表現したシーンは

ファンとしては本当に最高です。

 

 

しかしそうでない

方でも楽しめる作品です。

 

 

QUEENの楽曲を一度も聞いたことが

無いという方も中にはいるでしょうが

問題ありません。

 

 

確かに、楽曲を知っている方が

楽しめると思います。

 

 

本作は

フレディの生き方を体感する作品

でもあります。

 

 

ネタバレになるので内容は書きません

が、QUEENの4人は

全員『己』を持っています。

 

 

その『己』をぶつけ合い

最高で最強な『QUEEN』という

ジャンルを作り出すのです。

 

 

『己』が強すぎる故にしばしば

衝突も起こりますが、彼らは『家族』です。

 

 

家族であれば、ケンカもすれば

仲直りもする。

 

 

極、当然のことなのです。

 

 

ケンカして、仲直りして

また笑って、そんな『家族』のような

バンドなんだと  

 

 

そして、自分に問うわけです。

『家族と呼べる関係の人はいるか?』

 

 

人は一人では生きていけないし、

でも、私は一人が好きだしと思う。

 

 

答えは出ませんが、この映画を見て

そう呼べる人は多分身近にいるのだ

と思いました。

 

 

目標や、仕事にまっすぐになり

過ぎるが故に回りが見えなくなる。

 

 

そして、支えてくれている友達や

家族のことを忘れてしまう。支えて

くれていると知っているはずなのに。

 

 

こんな風になっている日本人って  

きっと多いんじゃないでしょうか?

 

 

映画を見てたら最後のシーンで

涙腺がぶっ壊れました。

 

 

何かもう、二度とQUEENが全員揃う

事はなく、フレディの歌声もこの世

には無い事実に涙しました。

 

 

他にも映画の内容を思い出したり

自身のQUEENの思い出を思い返す

ことで、涙が出ました。

 

 

それくらいまでにQUEEN

私に与えた影響は大きかったと

気付きました。

 

 

そして、QUEENはもうメンバーが

揃うことはありません。

ボーカルが不在な訳ですから。

 

 

しかし、ボーカルが不在の現状が

本当の意味でQUEENを完成させた

のかもしれませんね。

 

 

QUEENは伝説となり今も語り継がれ

平成生まれの私たちも語り部のCD

を聞く、

 

 

それも、古い音楽を聞くという

気持ちではなく、刺激的な音楽を

聞く感覚

 

 

楽曲は40年ほど前の曲ですが

楽曲が衰えることはおそらく

永遠に無いでしょう。

 

 

幼い頃からQUEENを聞いて育った私が

いま聞いて新鮮に感じるのですから…

 

 

QUEEN

本当の意味で伝説のチャンピオンですね。