1人の時間が好きな人の為の1人旅ブログ cafe-travelers

大阪(北摂)と京都のカフェ紹介や旅で訪れたおすすめの観光地や神社、過去に訪れた廃墟等旅の記録も記載しています。基本的に一人で行動しています。趣味の珈琲、ロードバイクやカメラ等『好きなこと』で生きていくをテーマにしたブログです。

【隠れ名所】生駒山の秘境には素敵なカフェや多くの魅力的な人がいました。第三段【鬼工房】

こんにちは、ライスマンです。

 

 

さて、生駒山第三段は

鬼工房

です。

 

 

ここで私は人生の手本となるべき

人に出会いました。

 

 

この日出会った人は私に 

ネットを用いてアナログに生きる

という事を教えて頂きました。

 

 

人生というのは面白いもので

たまたま雨が降っていたため

逃げ込むような形で入りました。

 

 

前回の記事の山岡ピザから

程近い場所に細い山道があります。

そこがここの入り口

f:id:cafe-travelers:20190406122519j:image

 

 

入り口には

鬼工房の看板があるから

分かりやすい!

 

 

ですがこの看板がなければ

絶対にわからないような道です。

 

 

細い坂道を上っていくと

所々に作品の焼き物がある。
f:id:cafe-travelers:20190406122735j:image

 

 

それを見ながら歩くのも楽しい。

 

 

のぼりきると二匹の双子の犬が

お出迎えしてくれます。
f:id:cafe-travelers:20190406122917j:image

 

 

入り口はもうちょい坂を

上った先にあります。f:id:cafe-travelers:20190406123114j:image

 

 

ここで私は人生の手本にしたい

と本気で思えるような人に出会いました。

 

 

ここはコンビニまで車で15分!

みたいな生駒山の山中

 

 

不便を極めたようたこの場所では

1人の女性が陶器を作りながら

生活しています。

 

 

この日、ここに立ち寄って

いなかったらきっと人生は

また違ったようになっていたと思う。

 

 

 

工房の扉を開けると無人

 

 

すいませーん!

と言っても誰も来ない。

 

 

山の中だし開けっぱなしで

出掛けたのかと思いました。

 

 

しかし扉の手前に呼び鈴があり

鳴らすと出てきてくれました。

 

 

出てきた人はとても人の

良さそうな女性。

 

 

一目でわかる

この人人生充実してる感!

 

 

人間はどこかに波長の合う人や

目標としたい人物に近づいたときに

反応するセンサーでもあるのかな?

 

 

工房で販売されている食器を

眺めながらこれに珈琲

淹れたいとか思っていました。

 

 

食器はどれも見たことのないような

独特な形をしていますがとても

可愛らしく持ちやすい。

 

 

しばらく眺めてたらその女性に

話しかけられました。

 

 

この土鍋可愛いでしょ?

とカウンターに置いてある

土鍋を指差して言いました。

 

 

確かに見た目も可愛らしく

手触りもいい。素敵ですねー

と無難に返しました。

 

 

すると、女性は

この土鍋を使って毎日米を

炊いているというのです。

 

 

土鍋を使って米を炊いたことのない

私にとって衝撃でした。

 

 

電気釜には出せない味になるんだとか。

 

 

しかも炊くのに掛かる時間が

圧倒的に短縮されると熱く

説明してくれました。

 

 

私はなんだかその土鍋の話を

聞いてこの人の生活が気になり

始めたので聞いてみることに。

 

 

すると女性は

ネットを使ってアナログに生きる

と言いました。

 

 

一見して矛盾しているように

見えるこのワード。

 

 

ネットと言えば現代人には

必要不可欠なツール

 

 

これを無くせば

平成人はもう生きていけない

 

 

逆にアナログといえば

ネットや機械に頼らない

原始的なこと。

 

 

つまりデジタル機器に頼らない

生活ですね。

 

 

この方はこれを融合させた

生き方をしていると言います。 

 

 

これは私の目標とする生き方に

最も近い考え方で本当に驚きました。

 

 

現代は社会の繋がりの他にSNS等の

インターネットの繋がりがあります。

 

 

繋がりが多すぎる世の中に

現代人は疲弊しきっています。

 

 

いっそ現代機器を全部ぶっ壊して

札束を燃やし尽くしたらどれだけ

楽になるんだろうと考えます。   

 

 

そこで山の中に小屋でも建てて

一人で暮らしてやろうかと自暴自棄に

なったりもしますよね。

 

 

繋がりが多過ぎるが故に

疲れてしまうのなら自分から

離れてしまえばいい。

 

 

社会で繋がってネットで繋がって

でしんどくなるならどっちか一つを

手放してしまえばいい。

 

 

ネットを手放すのは現代人として

無理があるのであれば社会との繋がり

を手放すことになります。

 

 

でも、社会との繋がりはスマホのように

壊してしまえば終わり!

と言うわけにはいきません。

 

 

社会との繋がりは断ち切ろうと思って

断ちきれるものではありません、

 

 

なら自ら遠ざかってしまうといい!

 

 

人生は面白いものでそういう風に

考えていたところでこの出会いです。

 

 

現代機器に頼らず俗世から適度に

離れた場所で過ごす、

 

 

買い物をする場所がなくても

ネットさえあればAmazon等で

買い物は出来ます。

 

 

案外山の中にひっそり暮らしても

ネットさえあれば困らないのかな?

 

 

この女性のように完全に社会から

離れることなく、アナログに生きる。

 

 

ご飯は土鍋で炊く等極力アナログを

意識した生活をする。

 

 

そうすることできっと現代人が

忘れていた多くの何かを思い出せる 

ような気がするのです。

 

 

この女性は山の中に一人で暮らしている

というにも関わらずとっても明るく

ハツラツとして素敵な方でした。

 

 

何だかジブリの映画に迷い

混んだような素敵な時間でした。

 

 

行く行くは私もこんな風に

暮らしたいなあ